2006/10/28

ブラザーズ・グリム@WOWOW

正統派シニカル童話。

ドイツ人もフランス人もイタリア人も、全員もれなく英語を喋る。フランス人はフランス風に、イタリア人はイタリア風に。その設定にほんわかした。フランスやイタリアではこの映画はどう評価されてるのかなぁ。特にフランス版は吹替えにしないと絶対怒られそうだ。

ところで、このストーリー自体は、別にグリム兄弟でない別の誰かを嵌め込んでも成り立っちゃうんだろうな。歴史上の彼らでなければならない必然性は、特に感じられなかった。魔女退治。そして、姫奪還。実にわかりやすい。しかし、残念なことに、アンジェリカちゃんはあんまりタイプじゃなかった。それに、呪法の素材としてはいささか薹が立っちゃってんじゃねぇのかなぁ。

これもマット・デイモン特集の一部だったらしいのだが、マット・デイモンは誰の役で出演してたのかな?…まさか、兄ちゃんのほう? 我輩は目が腐ってるのでよくわからなかった。

評価:魔女テラコワス

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