妖車でイェイ。
イカすクルマに乗ってればナオンはオレっちのもんだぜヤッホー、っていうアメリカンで能天気な話かと思いきや、そんなはずはない。どんどん恐くなっていく。主人公のメカニックとしての腕は、ちょっとありえないくらい。そのへんのリアリティを無視した感覚がちょっと気になりつつも、物語の展開には飲み込まれてしまう。
中でもオシャカな車が自己治癒していく様子はすごい。どれだけぐしゃぐしゃになってもみるみるうちに治ってしまうのだから、そりゃ多少の傷がつこうが何しようが、怨みはらさでおくべきか、オラオラオルァッ、っていう勢いにもなるだろうな。撮影するのも編集するのも、大変だったろうな。
彼女役はけっこう可愛かったし、追われて縦に逃げるセンスは立派なもんだ。序盤の主役のいじめられっぷりも実体験を思い出してはらはらした。モテ男役の友達が脇見プレイでジェラって事故っちゃうところも、同情できる。視界に気になるコが居たら、そりゃぁついつい見ちゃうもんだよね。
キャラ達も面白いし、脚本も面白かった。もう一回見たいか?と言われると微妙だが。
評価:欲しい
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