2007/01/29

エクソシスト ビギニング@WOWOW

恐いのはもちろん恐いのだが、むしろ「不快」な映画だった。不快というのはダメな作品、という意味ではなく、作品の中で描かれている「悪」の存在が撒き散らす負の力が観ているほうまで入ってきてしまうという意味だ。だから、作った側としては成功だろう。

動物の使い方もオーメンと同様、うまいものだ。ハイエナに引きずられて消えて行く子供の姿が痛々しいし、鳥葬になってしまったおじさんも哀れだった。「乗り移る」という設定に関しては、みごと騙されてしまった。言われてみればなるほど、それはアリだ、と感じられる。

貴重なご婦人キャラの扱われ方に関しては、ちょっと納得いかなかった。助けてやれよ…。

評価:恐かったよぅ

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