2007/01/08

レリック@新春ロードショー

さすがテレ東。正月だってのにまったく「ふさわしくない」映画をぶっ放してくれる。これは期待してよさそうだ。そんな感じでドキドキしながら見たのだが、呑みすぎがたたって途中で寝てしまった。やっぱり民放は CM が入るからよくない。緊張感が某奉行に寸断されてしまう。こういう下らない(?)番組を組めるためのスポンサーとしては大事だけどさ、あの奉行には正直言ってあんまり良い印象ないよ。

さて、眼鏡顔があまりに気に入ったので調べてしまったが、博士(ペネロープ・アン・ミラー:相沢恵子)が可愛かったぞ。って相当年上だな…。でも葉っぱ喰った虫をブチュっと叩き潰すのも女の子としてはナイスファイトだし、大物を焼いて倒そうとするあたり、賢いじゃないの。解析完了のサウンドはセンス無いけどさ。

でもお話全体としては、強引すぎるだろ。現地部族からすれば見知らぬただの外国人になんで件の葉っぱを喰わせるのかもわからないし、シカゴ送りの箱がなんで送られなかったのかも単なる不注意じゃすまない話だし、悲しきモンスターに船員を喰い殺したあと死体を船底に隠すような知能も無さそうだし理由もない。博物館の地下に居た浮浪者や二匹めの犬がどうして生き延びられたのかもわからない。だいたい、ベヒーモスっぽいのが二体以上いたように思える。

変な喰い物で身体に変化が起きるのは理由付けとしてはわからなくもないが、大きさの問題は解決しないだろ。ホルモン物質だけを好んで喰うならたいした栄養源にゃならないだろうから、あのサイズになるのは納得いかない。虫のほうだって、トビっこ一粒二粒であんなに巨大化しないだろ。

モンスターの喰い物も理解できないが、人間の喰い物もおかしい。サーモンのカルパッチョが 150kg って、多すぎだろう。一人あたり 50g 食べるとして 3000 人ぶんか。どんなパーティだよ。集まった人・逃げた人をぱっと見た感じでは 100 人未満だったと思うんだが。ま、料理は足りないより余るほうがいいんだろうけど、そういうことしてるから博物館としての予算が足りなくなるんじゃないのか?

評価:博士カワイソス

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