2006/12/23

チャーリーとチョコレート工場@WOWOW

甘すぎるのはどうも。

みんな面白い面白いって言うし、デップなので期待したんだが、残念でした。小さな人たちが歌って踊ってるシーンは思わず早送りしたくなる。ガキどもはみんな「可愛くない」を通り越して「恐い」し、沢山登場するお菓子も、残念なことにあまり美味しそうではないし、だいたい、デップの魔人っぷりがぜんぜん発揮されていない。

溶けたチョコレートに空気を混ぜるだのなんだの言う説明も、到底同意できない。あのラインでできるチョコレート原料は組成や甘みなどの成分がどの商品も皆同じになってしまってバラエティが出せないし、その混ぜ方じゃぁ成分が分離しちゃうだろうし、温度も一定にならないだろうし、そもそも溶けた状態のまま全く固まらないほどに粘度が低かった原料が売ってた板チョコ製品になるとどう見てもホイップでエアーな食感からはほど遠い、ハードでややビターなようにしか見えなかったから始末におえない。

人間の部分が面白くなかったのに比べると、リス軍団は面白かったかな。そうそう、唯一、あの便利そうなエレベータだけは欲しくなった。あの透明度、強度、機動性、燃費、どれを取っても優れモノだ。お菓子の工場なのになぜあんなものが必要なのか、という疑問は残るし、燃料はどこに積んでるんだよ、っていう気もするんだが。

評価:当面、チョコは見たくもない。

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