2007/02/20

フルメタルジャケット@WOWOW

大きく前半と後半に分かれている。前半が訓練、後半が実戦。戦争の映画では実戦のほうが描かれることが多いと思うが、この映画では前半の訓練のほうが重かった。ある意味、前半の終了時点でこの映画は終ってもいいのかもしれない。

極限状況に置かれた時に、人はどう壊れて行くのか。戦闘に向かないキャラも居るだろうに、戦時には適性の評価というものは無いのか。訓練によって歪められた価値観は除隊前にクーリングダウンされるのだろうか。

重たい話だった。

評価:撃ちまくれ

2007/02/19

スカイ・ハイ@WOWOW

悪いが、この主人公には感情移入できなかった。恵まれ過ぎだろう。幼なじみちゃん、可愛いじゃん。生徒会長には言い寄られるし、不自由ない生活だし、二親の能力を両方とも発揮するし。まぁ漫画だから仕方がないか…。

一方で、中国系の兄ちゃん…という設定のようだが、到底中国系には見えない…については、なかなか印象が良かった。彼は黒が基調だ。

過剰に美人に演出されているピンクの生徒会長については、お水っぽくてヒいた。このひと、なんで銃を作らないで奪い返したんだろう?もう一度というか、何度でも作ればいいじゃないか。そういう能力を持っているんだから。

対象的に、幼なじみちゃんのほうは、偉い。無駄に威張らないし、自然体だし、女の子らしいし、可愛い。必要のないところではできるだけ能力に頼らずに済ませるという姿勢もよい。そうそう、体の姿勢もいい。グリーンを基調にした衣装の選択も、正しいだろう。パーティーで着ていたドレスも、いい感じだったぞ。

評価:可愛いかったよぅ

2007/02/06

スナッチ@バリシネ

ブラピだからだろうか、「オーシャンズ」に似た雰囲気を感じた。賭けボクシングで対戦相手を一発KOした実績を見ておきながら、ブックメーカのおじさんはどうして逆にパイキーが勝つようなシナリオを描かなかったのだろう。無名の野郎なんだから、いいオッズが付くだろうに。

デカいダイヤについては、最初は 86 カラットと言っていたと思うが、最後のほうではいつのまにか 84 カラットになっている。なんで減っちゃったんだ?見間違い・聞き間違いかなぁ。

聞き間違いと言えば、この映画も字幕だったんだが、パイキー共の発音はものすごかった。もはや英語じゃないぞアレは。何を言っているのかさっぱりだったが、劇中の人物たちもぽか〜んとしていたので安心した。っていうか字幕も「〜☆※#〜」みたいになっていたのが笑えた。

人物が多いので誰が何やら閉口したし、出だしのモノローグが誰の視点なのかもすぐにはわからなかったが、よくよく見るとそれぞれに味があって、ちゃんとキャラが立っている。個人的には KGB あがりのロシア人が気に入った。

あと犬だ犬。この映画では、犬の役割が重要すぎる。「マスク」もそうだけど、よくこういう都合のいい犬が居るものだ。

評価:切れ味良し。

2007/02/01

キャットウーマン@WOWOW

これも雰囲気的には「ビギンズ」系なお話だった。でもいきなり死亡シーンから入るもんだから、びっくりしたよ。そこから「なんで死んだのか」っていう説明だね。えんえんと。んでリベンジ、と。お話としてはそれだけ。あと、恋がちょっと。漫画なんだから、シナリオはこんなもんでOK。

もとが漫画だけに、またこの話が話だけに、主人公が可愛いかどうかは非常に重要。では、可愛いか?と言われれば…。可愛いほうでしょう。個人的には髪を切らないほうがいいんじゃないかと思うけど。切ったら切ったでそれはそれでOKなんだから、ヘアスタイルはさほど重要ではないのかもしれないか。

ああ、書き方悪いな。正直に書こう。気に入った。確かに猫っぽい。手足も長いのでエジプシャンな感じするし、柔らかいし、気まぐれだ。ソファの上をひょいひょい歩いている姿も惚れ惚れしたが、留置場から抜け出すところなども、凄かった。この人、体操でもやってたのかな。

刑事と猫姉さんの追いかけっこ、といえばキャッツアイ。だがこちらの刑事は俊ほど抜けてないし、筆跡鑑定や痕跡照合などの捜査内容もちゃんと現代的。そういうディテイルに拘るのはいいことだね。

謎のおばはんの住まう猫屋敷もいい感じだった。うじゃうじゃ猫が居るんだが、よくこれだけ性質のいい猫を集めたものだ。中でも「ミッドナイト」は顔といい毛並といい立ち居振舞といい、本当にいい猫だった。

気に入らない点はただ一つ。衣装だよ衣装。キャットウーマンだからレザーでボンデージっぽくキメるのはいいけどさぁ、お面がよくない。あれじゃぁ瞳が可愛くならないし、耳も「怒り耳」で可愛くないし。メイクも派手すぎでよろしくない。衣装が良かったらハマっちゃうだろうなぁ。

評価:可愛かったよぅ

2007/01/29

エクソシスト ビギニング@WOWOW

恐いのはもちろん恐いのだが、むしろ「不快」な映画だった。不快というのはダメな作品、という意味ではなく、作品の中で描かれている「悪」の存在が撒き散らす負の力が観ているほうまで入ってきてしまうという意味だ。だから、作った側としては成功だろう。

動物の使い方もオーメンと同様、うまいものだ。ハイエナに引きずられて消えて行く子供の姿が痛々しいし、鳥葬になってしまったおじさんも哀れだった。「乗り移る」という設定に関しては、みごと騙されてしまった。言われてみればなるほど、それはアリだ、と感じられる。

貴重なご婦人キャラの扱われ方に関しては、ちょっと納得いかなかった。助けてやれよ…。

評価:恐かったよぅ

2007/01/23

銀河ヒッチハイクガイド@WOWOW

映画はずいぶん漫画チックなアレンジになっているが、元はれっきとしたSFだ。原作の味が出ているか…と考えると微妙だが、これはこれで面白い。スター・ウォーズ等にくらべてしまうと映像的にびっくりするようなものは何もないが、宇宙船も旅程も面白く映像化されていた。

馬鹿大統領にはちょっと胸やけしたが、ねずみと姉ちゃんは可愛かった。主人公?冴えない感じが好印象。

評価:慌てるな!

2007/01/21

宇宙戦争@WOWOW

主人公は一般人。宇宙船には乗らない。超強いわけでもない。スーパー賢いわけでもない。偉くもない。普通のヒト。むしろ、どっちかっていうとダメ男。宇宙人との戦争の映画というより、巨大・強力な侵略者によるパニックムービーという色合いのほうが濃いくらいだ。

攻めて来る…逃げる…何とかなる…、っていうお話も面白いんだが、圧巻なのは何しろスケールのデカいこと。地面が割れてコンクリが飛び交っちゃう映像や、謎の光線によって灰化する人間や、巨大浮遊兵器の緻密さ、逃げる道すがらにうじゃうじゃ居る人人人、フェリーに押し寄せる人人人。どれだけエキストラ集めたんだろう。

しかも派手にあちこち壊しまくる。道路は割れるし、高速高架も破壊するし、フェリーはひっくり返るし、町中灰だらけになるし。ハリウッド映画が撮影される時には「町をまるまる一つ作っておいて、それを壊す」という話は本当なんだなぁ、と感心した。

子供の悲鳴がちょっとうるさいので、子供嫌いの人にはおすすめできないかな。

評価:壊しすぎ

2007/01/15

ファンタスティック・フォー@WOWOW

フォー!

…といっても HG ではない。最近流行っている、漫画を映画にしたものだ。宇宙嵐を浴びると何やら不思議な能力が身につくと言う。いやぁずいぶんとご都合がよろしいようで。光って、太陽表面を出発してから地球地表に到達するまで 8 分くらいはかかるはずなのよね。さてそこで例の宇宙嵐くん。映像的にはあんなに激しく発光していたけれど、そんなに発光していたなら、ステーションを出て船外活動を始めた瞬間にはもう可視範囲にあったと考えられるのよね。

つまり悪いのはベン、お前だ、と。お花を使った実験自体の成功・失敗はプランニングの段階で既に運命付けられていたけど、同乗したクルーに身体的異変が生じた責任は船外に出た瞬間に気づかなかったベンが悪いし、もっと言えはその程度も観測できないような体制ならば、実験も失敗するよね。

他の設定もさぁ、チタンも融ける 4000℃ って何。あまりに漫画だろうさ。岩石おじさんの指が一本減っちゃうのも理解不能だ。姉ちゃんはうのっぽいメイクで、せっかく元が綺麗なのに…もったいない。火の玉野郎は能天気すぎて一緒に仕事したいとは思わない。ミスターゴムはルフィでしょ。ミスター電気は症状が安定しないから嫌。

お話的にも、悪者くんの僻み根性というか嫉み感情というかそのへんをもっとドロドロにして前面に出して、ゴム野郎の不器用なところをもっとアピールしてほしかったな。能天気火の玉野郎だけはいい感じにアメリカンだったので、あれが素なんじゃなかろうかと逆にちょっと心配になった。

評価:ツメが甘い

2007/01/08

レリック@新春ロードショー

さすがテレ東。正月だってのにまったく「ふさわしくない」映画をぶっ放してくれる。これは期待してよさそうだ。そんな感じでドキドキしながら見たのだが、呑みすぎがたたって途中で寝てしまった。やっぱり民放は CM が入るからよくない。緊張感が某奉行に寸断されてしまう。こういう下らない(?)番組を組めるためのスポンサーとしては大事だけどさ、あの奉行には正直言ってあんまり良い印象ないよ。

さて、眼鏡顔があまりに気に入ったので調べてしまったが、博士(ペネロープ・アン・ミラー:相沢恵子)が可愛かったぞ。って相当年上だな…。でも葉っぱ喰った虫をブチュっと叩き潰すのも女の子としてはナイスファイトだし、大物を焼いて倒そうとするあたり、賢いじゃないの。解析完了のサウンドはセンス無いけどさ。

でもお話全体としては、強引すぎるだろ。現地部族からすれば見知らぬただの外国人になんで件の葉っぱを喰わせるのかもわからないし、シカゴ送りの箱がなんで送られなかったのかも単なる不注意じゃすまない話だし、悲しきモンスターに船員を喰い殺したあと死体を船底に隠すような知能も無さそうだし理由もない。博物館の地下に居た浮浪者や二匹めの犬がどうして生き延びられたのかもわからない。だいたい、ベヒーモスっぽいのが二体以上いたように思える。

変な喰い物で身体に変化が起きるのは理由付けとしてはわからなくもないが、大きさの問題は解決しないだろ。ホルモン物質だけを好んで喰うならたいした栄養源にゃならないだろうから、あのサイズになるのは納得いかない。虫のほうだって、トビっこ一粒二粒であんなに巨大化しないだろ。

モンスターの喰い物も理解できないが、人間の喰い物もおかしい。サーモンのカルパッチョが 150kg って、多すぎだろう。一人あたり 50g 食べるとして 3000 人ぶんか。どんなパーティだよ。集まった人・逃げた人をぱっと見た感じでは 100 人未満だったと思うんだが。ま、料理は足りないより余るほうがいいんだろうけど、そういうことしてるから博物館としての予算が足りなくなるんじゃないのか?

評価:博士カワイソス

2007/01/04

ハリー・ポッターと炎のゴブレット@WOWOW

全員老けたけど、中でも、可愛かったハーマイオニーがずいぶん年取ったな…。我輩はハーマイオニーの何でもないけど、あのセリフもろくろくないような脳味噌筋肉とつき合うのだけはNG。あと、妙な新聞の記者のおばちゃんも悪くないかな。ちっこいドラゴンも可愛かったし、帆船なのに潜水艦ってのも発想としては面白かった。そんな枝葉末節は重要じゃないが。

というわけで、ハーマイオニーが可愛いっていう以外はかなりどうでもいい話。まだ見てない読者のために大胆にネタバレしてみよう。要約すると一行で書ける。シスの暗黒卿、復活。それだけ。あとは伏線から何から、全部意味不明。

…っつうか今 Wikipedia で粗筋読んだけど、話が全然違うじゃんよ…

そもそも話が繋がらなすぎなんだよな。時間の都合上しょうがないのかもしれないが、それでも脚本がお話の流れをブツブツにぶった切ってくれているので、怪しい人物はもちろんその他の重要な人物のサイドストーリーにもフォーカスが全然当たらないし、主人公は流れに流されてるだけだし、悪が栄えるだけで感動するところはないし。こんなモンをお金出して映画館で見たら、納得できないだろうな。

評価:駄作

2007/01/03

トリプルX ネクスト・レベル@WOWOW

体力ヴァカ。

こういう勢いのある体育会系な極秘任務映画は大好きだ。オープニングの施設への爆破侵入も見事なものだし、途中のアクションシーンも充分な量の火薬と馬鹿体力と予算が発揮されていて心地よい。中でも、戦車をカタパルトで飛ばすシーンが一番ウケた。

シナリオ的には古典的な「set up 返し」と言えるだろう。裏切りの連続なので悪い奴は圧倒的に悪い印象。それに組み合わせてあるのがガンアクションやらカー(?)チェイスやらミリタリー要素やら。主人公自身も「犯人顔だ」と認めている通り、どう見ても悪い奴。だから色恋要素もあるんだが、見られたものではないおかしさ。

どうやらこの作品も続編らしいのだが、一発目を見ていないので組織の背景とか役職とか因縁とかはよくわからなかった。だが、何しろ小気味よく破壊して破壊して破壊しまくるので、細かい事情など関係なく楽しめるエンターテインメントだった。

評価:ラップラッパーラッペスト

2006/12/31

アサシン@WOWOW

ずいぶん暗いアクション?映画。

主人公はもうとにかく悲惨。いきなり死刑だし。途中で彼氏ができる以外に全くいいことなし。エンディングも暗い。これからの希望とか展望とか、まるでなし。びっくりするほど可愛いわけでもなく、任務を無感情に処理することもできず、かと言って反抗するでもなく、逃げ出すわけでもない。暗すぎる。

彼氏は途中で殺されるだろう、と思ったが生き残ったな。意外。でもさ、この彼氏との出会いも納得いかないわけよ。スーパーでピントの狂った買物してる女と、彼女の落した缶詰を拾った男が急に仲良くなって同棲とかしちゃうのよ?何ソレ?世の中の独身男性をナメてるでしょ。

最終試験とやらも、意味不明。これから部下にしようってのに、裏切っちゃだめっしょ。あと、女の子の気持ちを利用しておいて、それをわざわざ踏みにじるようなやり方も、見てて不愉快。特定の楽曲を用いた伏線も効果を発揮できていないし、主人公のパンツ姿が無駄に多すぎるのも良くない。特にそういうところはちゃんとしてほしい。

暗殺者としての役割もうまく機能していなかった。愛人に化ける作戦も、お茶を飲ませるのに失敗しただけで終わっちゃうような浅い作戦しか立てられない本部のせいで失敗するわけで、狙撃作戦だって御粗末なもので、何もそこに武器を隠す必要もないし、何もそこから狙撃する必要もないし、そもそもターゲットをちゃんと伝えないなんて、作戦としてあり得ない。工作員の質よりも組織の質を向上しないとダメなんだろうな、と思ったさ。

評価:タイトルに偽りあり。

2006/12/23

チャーリーとチョコレート工場@WOWOW

甘すぎるのはどうも。

みんな面白い面白いって言うし、デップなので期待したんだが、残念でした。小さな人たちが歌って踊ってるシーンは思わず早送りしたくなる。ガキどもはみんな「可愛くない」を通り越して「恐い」し、沢山登場するお菓子も、残念なことにあまり美味しそうではないし、だいたい、デップの魔人っぷりがぜんぜん発揮されていない。

溶けたチョコレートに空気を混ぜるだのなんだの言う説明も、到底同意できない。あのラインでできるチョコレート原料は組成や甘みなどの成分がどの商品も皆同じになってしまってバラエティが出せないし、その混ぜ方じゃぁ成分が分離しちゃうだろうし、温度も一定にならないだろうし、そもそも溶けた状態のまま全く固まらないほどに粘度が低かった原料が売ってた板チョコ製品になるとどう見てもホイップでエアーな食感からはほど遠い、ハードでややビターなようにしか見えなかったから始末におえない。

人間の部分が面白くなかったのに比べると、リス軍団は面白かったかな。そうそう、唯一、あの便利そうなエレベータだけは欲しくなった。あの透明度、強度、機動性、燃費、どれを取っても優れモノだ。お菓子の工場なのになぜあんなものが必要なのか、という疑問は残るし、燃料はどこに積んでるんだよ、っていう気もするんだが。

評価:当面、チョコは見たくもない。

2006/12/20

TAXY NY@WOWOW

道交法って何だっけ。

書くこと無い。困った。せっかく改造した車の本領がぜんぜん発揮されないのと、主人公らしきガハハな姉ちゃんのインパクトの無さ、強盗団の美女たちが頭悪そうなところ、っていうか全員頭悪そうな感じがして、どうにもノリ切れなかった。こんなノリだけの映画でノレなかったら、もう立つ瀬も浮かぶ瀬もありゃしない。

何が足りなかったんだろう。疾走感か。カタルシスか。それとも自分があまり運転をしないから共感できなかったのか。そういえばチャリンコで疾走する場面に関しては共感したな。あれだけ絶妙なタイミングでスリ抜けていくのは、まるで Mr ドリラーを横にしたようでもあった。スタントの人も撮影する側も大変だったに違いない。

評価:ロケットで突き抜けろ。

2006/12/11

アナコンダ2@WOWOW

蛇大杉。

WOWOW ではけっこうヘビ映画をやってるなぁ。なんでだろう。見る側の期待としては B of B、king of 下らない映画、を期待していたのが、最近の CG とか合成とかってすごいのな。最後まで笑わずに見てしまった。

パーティーには、一人だけやけにベラベラベラベラ喋りまくってる五月蝿い野郎が居てうんざりした。こういう雰囲気盛り上げ系のキャラは、この手の映画では最初にバクっと喰われるか、盛り上げるために最後まで生かされてるか…どっちかだろうと思ったんだけど、まさか後者とは。

医者もムカつくプレイボーイだったが、こちらはサクっと喰われてくれた。無口で実力のある船員氏も残念だった。彼はけっこういい奴だったのに。こういう奴と一緒に仕事したら楽しいだろうなぁ。金の亡者役の事業家は最後まで死なない=つまり最後に死ぬものだろうと予測した通り、最後の最後で天罰大ヒット君だった。その彼をも助けようとした鰐殺しの船長、あんたは偉いぜ。

姉ちゃんが二人出てきたので、どっちかは喰われるだろうと踏んだが、この予想は外れ。両方なんとか生き残ったようだ。猿もせっかく生き残ったんだから、もっとちゃんとレーダー役を果たしてほしかった。

評価:蛇蛇蛇蛇蛇。

2006/12/07

エレクトラ@WOWOW

バックグラウンド不明。

原作も読んでないし、誰がどう重要なのかもわからない状態で見始めたが、主役のお姉ちゃんが強いのでウキウキした。おそらくこの映画がアイキャッチにしているだろうボンデージ姿は比較的どうでもよかったんだけど、真紅のいでたちは確かに格好イイぜ。

しかもこの主演の姉ちゃん、キリっとした顔でシュバっと切れのある動きをいたるところで見せてくれる。この年代の姉ちゃんでここまで動けるのって、カメラさんとか編集さんも頑張ったんだろうけど、本人の努力なしにはあり得ないわけで。偉いぞ、主演女優。

この姉ちゃんの髪がこれまた綺麗なんだな。もう、シャンプーのCMなんじゃないかと思うくらいの靡かせっぷり。「宝」の娘っこの髪も意外と綺麗だったけど、主人公にはかなわなかったようだな。しかし、殺し屋的にその髪型はどうよ、という意見もあるかもしれない。まぁ、とにかく綺麗だから許す。

元が漫画みたいなので真面目に突っ込むところもあまり無いのだが、あえて言えば正義の集団が身体能力を極めた境地で得られる能力が「キマグレ」って何よ。その語感センスはいただけないよ。せめて「ヒラメキ」くらいにしておいてほしかった。あと、途中でエージェントの兄ちゃんがサクっとアレなのも、何とはなしにあはれ。

評価:ツヨきれい(はぁと)

2006/11/28

Mr.インクレディブル@WOWOW

ええ話やないか。

スーパーヒーローには誰もが憧れるだろう。透視ができたり空を飛べたり、いろんな特殊能力を兼ね備えたスーパーマンは強すぎて困ってしまうけれど、この映画の場合は単に力が強いとか、単に足が速いとか、実にわかりやすい。各々の能力を組み合わせて活躍する話の流れを見ていると、やはりキッチンシンクよりもツールキットアプローチのほうが正しいのであるなぁと思う。…それは単なる職業病か。

いろんな能力のスーパーヒーローが出てくるけど、感動したのは単に走り回る能力。もう走る走る。ひたすら走る。あんまり走るのが速いので、水の上でも走っちゃう。彼がとにかく必死にひた走るシーンでは、感動のあまり思わず涙がこみ上げたものだ。

番組表を良く見ていなかったので珍しく吹替えで観てしまったが、またこの吹替えが実に雰囲気出ていていい感じ。特にバリヤー姉ちゃんの声はすばらしくはまっていた。

評価:アメコミ

2006/11/26

オーメン@WOWOW

古くて恐い。

基本的には「雰囲気」と「不自然な死に方」で恐くなるのだと思うが、動物を使っているシーンで唸ることが多かった。例えばキリンを逃すのは簡単だろうけど、ヒヒを寄せるのは大変だったんじゃないか?野犬がわさわさ襲って来るところも見ごたえあり。本当に興奮した野犬だったらカメラさんとか音声さんとかも襲われまくりなんだろうな。

それにしてもお父さん、ちょっと老けすぎじゃありませんか。そのお年の割に奥さんはなかなかの美人さんじゃありませんか。で、なんですと、頑張っちゃいましたと。ちょっと待ってくださいよ。ソレが無理だと思いますが。わけのわからない空気に支配されている変なところで、よくそういうコトに至りましたねぇ。そのガッツにびっくりですよ。

で、「イスラエル」を「ジェズリオゥ」って感じで発音する謎の神父その2がことあるごとに来て妙な警告をしてくれるのはいいんだけど、立ち会ったですって?それも変な話だ。犬でしょ?なんで立ち会うのさ。そもそも犬は産科に来ないでしょ。つまるところあなたが悪いんとちゃうやろか?どこそこに行って誰の話を聞け…とか言っている間に、その人を連れて来てくれれば災難は防げたんじゃないのかなぁ。

写真ネタはボヤっとしててよくわからん…と思ったらサクっと来たか。あらら。

評価:温故知新

2006/11/07

ワイルド・タウン@WOWOW

映研っぽい。

何はともあれロック様のご活躍なさっているお映画でございますな。サブタイトルが「英雄伝説」っていうセンスもすごい。それを体現しているのが、拳銃・散弾銃よりも角材・棍棒・丸太というチョイス。イカすぜ!下らない弁護士は Fire!下らない部下達も Fire!ロック様の言うことを聞けぇ!いやぁ、「正義」を「暴力」で表現するとこうなるのね、っていうステキな保安官。

もちろんサービスシーンもてんこもりだろう…と思ったら、元カノしか出てこない。んでもってポールダンサーさんと署でそういうコトしちゃいかんよ。このペアがヒーロー・ヒロインになるのか…と思いきや、やっぱりロック様しか活躍できないようになってるのね。

もちろん伏線は適度に無視される。左膝の話はどこかへ消えてしまうし、アメフトの話は懐古材料にしかなっていない。もっと繋げて広げればいいのに。1 on 1 でなければやられちゃう♪っていう当り前な既成事実も同情目当てのアピール材料にしちゃうし。それはおまえが暴れた(そして逃げそこねた)のがダサいんじゃん。しかも 1 on 1 でも武器(棍棒)かもしくは権力を使うので、あまり正正堂堂キャラとは言えない。別件デッチ上げ逮捕の彼をはじめ、生きていてもらっては都合の悪い人物は、話の流れ的に実に自然にお亡くなりになる。そういう視点で観ると、なんだかヒドい奴だなぁ。

悪役も田舎くさくてしょっぱかった。ん、待てよ。田舎町の話だから、そういう役づくりでいいのかも知れない。あの薄っぺらさの奥にそんな洞察があったとしたら、底が知れないぜ。あと、せっかく出てきた救急隊員のお姉ちゃんがまったく全然いいトコなかったのが残念だったかな。

最初から最後までとにかく暴れまくって撃ちまくってたなぁ。あれでもしスタント無しだとしたら、たいしたモンだ。

評価:ロック

ボアvsパイソン@WOWOW

巨大蛇対決。

蛇ねぇ。昆虫よりはマシだけど、別に好きじゃないなぁ。どうせBオブB的なイケてない映画なんだろう…とみくびっていたが、なかなかどうして蛇ちゃんたちの迫力は立派なものだった。合成っぽさは見事に消されていたので、編集の皆さんに拍手。いい意味で期待を裏切ってくれた。

ハントチームの末路はなんとなく想像どおりだったんだけど、捜査官が撃たれる展開は予想していなかった。あらまぁ。泣きはしなかったけど、これは同情するわ。この活躍に対して、素潜り姉ちゃんと博士のコンビは…、さほど活躍とは言えねぇんじゃないか。もうちょっと活躍させてあげてもよかろうに。ボアちゃんの手術の件も、術後の状態をもうちょっと良く見せてくれてもいいじゃん。

卵の件も、もうちょっとちゃんと理由付けを説明してほしかった。あれじゃあ納得できないよ。まさか、二作目を作るための伏線なんじゃないだろうな。そういえば終わり方も何か怪しかったなぁ。役人系が不在の民間人の活動になっちゃってたのはおかしいじゃんか。脅威は脅威なんだから、役人はちゃんとフォロウするべきだろうに。

いや、それを言ったら最初の作戦もあまりにも支援が薄いな。モニタリングくらいは現地モニタに頼るのではなくてベースキャンプからバックアップしてあげるべきだろ。水にもぐってやりすごす場面も、お話としては面白いけど行動としては不自然すぎる。だいたい搬送のやりかたがおかしいだろ。いきなり中身、っていうんじゃなくって、もう一枚網か格子か使って檻にするだろう、普通。運ぶモノに対しての配慮がなさすぎる。

やっぱりいろいろ突っ込みたくなっちゃうが、素潜り姉ちゃんが可愛かったから許す。

評価:未完?